2018年5月下旬から9月中旬までの16週間「PINES」というバギオにある語学学校に通いました。

フィリピンに行く前はフィリピンは「治安が悪い」「怖い」というイメージが強かったですが、バギオは違いました。
バギオは首都マニラからバスで5時間ほどの山の方にあって(いわゆる田舎)、大学や韓国資本の語学学校がたくさんあり、都会ではないですが日本でも街から離れたところの方が人の温かみを感じれたり、休み期間に過ごすうえでリラックスできるように、バギオもそういうところでした。
タクシーで騙されることもなかったし、街で絡まれたりすることもありませんでした。(自分の「不注意」でスマホを盗られたっていう友達はいましたので日本と同じように油断はしちゃいけないです)
またフィリピンの語学学校は「スパルタ」と「セミスパルタ」の大きく2つの学校があり、バギオはほとんどがスパルタの学校なので生徒も意識の高い人が集まりやすいです。一緒に学ぶ友達も大事なので治安に加えてそういったところも考えてバギオにしました。
先生はすごく明るくて寛大で、授業時間じゃないときでも廊下で元気に挨拶してくれたり話をしてくれたりでした。名前もすぐ覚えてくれてすれ違うたびに声かけてくれてのもうれしかったな。
フィリピン留学の心配事の一つは既に書いた「治安」面で、もう一つは「英語環境」でした。
語学留学をすると言って、「どこに?」って聞かれて「フィリピン」って答えるとたくさんの人が「フィリピンで英語勉強できるの?」「安いだけじゃないの?」とかマイナスな印象を持っている人が多かったし、自分も周りに実際に行った人がいなかったし、ネットを見ても「リアル」な感想はなかったので不安は感じてました。
そして実際に16週間フィリピンの学校に行って感じたのは「しっかり英語の勉強ができる環境」だったということ。
カナダに来て個人的に感じていることでもう少し付け加えると「『基礎を磨く上で』しっかり英語の勉強ができる環境」でした。
理由は「1対1」の授業が充実しているので、細かい発音やグラマーなども見てくれて、授業時間全てが「自分の時間」ということ。グループ授業の場合は「他の人の時間」も多くなりますし、自分への細かい指摘は限られてきますしね(もちろんグループ授業のメリットもありますが)。
あとは自分は受講していないので印象としてでしかお伝えできませんが、IELTS、TOEFL、TOEICなどの資格系のコースも少人数でみっちりできてて点数も実際にかなり上がってる友達を見てたのでいいと思います。
「発音」に関しても先生方それぞれ若干のクセはありますが、基本的に語学学校の先生になる上でのトレーニングをしっかり受けているし(PINESの場合)、フィリピンの先生も私たち生徒が「ネイティブの先生を好んでいる」というのはわかっているので、その分ちゃんと発音にしても授業の教え方にしても工夫してくれてました。
なので自分の場合は高校卒業して10年間ほぼ英語と離れていたところからのスタートだったので、フィリピンで発音やスピーキング、リスニング、グラマーなどを基礎からみっちりと勉強できたのはすごいよかったです。最初は初級レベルからスタートし、最終的には上級レベルにいけて、カナダの語学学校では「ビジネス英語コース」という中級レベル以上の人しか受講できないコースにも入ることができました。
ちなみにスーパーやレストランなど街の人もほとんどの人が英語を喋れます。これは小学校の頃から「英語を勉強している」プラス「英語で勉強している」からです。発音はタガログ語混じりで聞き取りにくいとか、日本でもいるようななまりの強い人は結構多いです。
語学学校の勉強時間は平日は8時20分〜18時10分まで授業があり、夕食後も22時までオプションクラスやセルフスタディがあり勉強する上でとてもいい環境でした。
週末は海に行ったり、観光したり、買い物に行ったり、カフェや飲みに行ったりしてました。バギオは田舎といいながらもそれなりに遊ぶところもあるし、おしゃれなカフェや美味しい食べ物も多かったです。あと物価が安い。これ大きいです。語学学校に通っているのでほとんどの人が収入がないでしょうが、食事代や飲み代、タクシー代などにしても日本やカナダに比べてかなり安いので、そこまでお金を気にせずみんなで遊びにいけます。(トロントは魅力的なレストランやカフェなどたくさんあるんですが、外食代がビックリするぐらい高くてなかなか気軽に行けないんですね…)
まとめると、自分が特に心配していた①治安、②英語環境の2つはバギオ・PINESのケースでは問題なかったです。治安は、自分の周りの友達も変な事件に巻き込まれた人はいなかったし、先生や現地の人たちも「バギオは人がよくて治安もいい」とよく言います。実際、マニラに行った時は「あっフィリピンだ」という感じで、タクシーの勧誘がすごかったりしました(といいつつも変なところに行かなければそんなに危険な目にあう訳じゃないですが)。
英語環境は自分の学校の場合(学校もたくさんあるので当たり外れがあるかもです)は先生の質が高く発音も綺麗な先生が多く、教え方も生徒一人一人に合わせてやってくれて、おかげで特に基礎力を伸ばすことができました。
自分はほんと基礎のない状態からのスタートだったので、自分でも英語が伸びているのがわかりましたが、既にある程度英語ができる人は「伸びているかわからない」と言う人もいました。そしてトロントに来て思うのは応用力や英語のさらなるレベルアップをするにはやっぱりトロントのようなネイティブの街がいいなということ。トロントは基本的にみんな綺麗な英語を喋っていて(色んな人種がいるので母国語を話す人もいる)、地下鉄やレストラン、スーパー、子ども同士の会話など聞こえてくる音、目に入る情報全てが英語です。詳しくは「CANADA」の方に書いてますが、フィリピンとカナダを比べるとカナダはやっぱり「ネイティブだな」と感じます。
授業料や現地での生活費といった「コスト」、自分の英語力がどれくらいなのかといった「能力」、資格取得とか英語を使って働きたいとか英語を学ぶ「目的」、このあたりを考えてフィリピンに行くのか(その中でもバギオを選ぶかセブなど他のエリアを選ぶかの選択も大事)、カナダなど違う国に行くのか決めるのが大事だと思います。
自分は150〜200万円ぐらいの予算で、英語力はほぼゼロ、発音やスピーキング・リスニングを基礎から身につけて英語での接客などをしたいというのがあり、フィリピン4ヶ月→カナダ1ヶ月語学学校で勉強し、カナダ2ヶ月目から働くというプランです。これは自分にも合ってたと思います。
この文章を書いてるのが2018年11月2日で、フィリピンを離れて1ヶ月半経っているんですが、意外(?)なのがバギオが恋しいということ。それくらい素晴らしい先生・学校の友達との出会いがありました。これを書きながら急に恋しくなり2人の先生にメールしました笑。学校や先生、生徒、自分との相性など色んな要素がありますが、このブログがフィリピン留学に興味のある人の参考になれば幸いです。長文になったかもですが自分の中ではかなり省略してます。ほんとはもっと書きたいことがたくさんあります笑。興味ある方はブログからでもインスタからでも気軽に連絡ください。
November 2nd, 2018 かわけん
